くらし情報『ホリプロ・堀義貴社長が赤字覚悟で行う「人生最大の博打」とは』

2017年6月1日 11:00

ホリプロ・堀義貴社長が赤字覚悟で行う「人生最大の博打」とは

なんですよね。

劇場に行くと、しぶしぶ連れてこられている男性とか、気持ちいいくらい寝ている(笑)。喫煙所で黙って聞いていると「さっぱりわからない、ほとんど寝てた」とか話していて、もう、寂しすぎる。せっかく奥さんが連れてきてくれたのに、家に帰った後も「いや~、寝た寝た」とか言って、感想の会話が全然成り立たない。きっと、今後誘われなくなりますよね。それでいて、家でじっとして、テレビを見ても「つまらない、つまらない」と言っていたら、本当につまらないじゃないですか。『ビリー・エリオット』は一歩前に踏み出すきっかけになる、おじさんの応援歌にもなる作品だと思います。

ポール・マッカートニーのライブなんか、後ろから観ているとみんな白髪頭で真っ白なんですよ。
でも観客のみなさんは青春を謳歌していて、ポールが水も飲まずライブをしている中、腰が痛いと言いながらも誰も座らないで見ている。例えば音楽をかじったことがないという人も、なにか一つ良い作品を見た時に、劇的に世の中が変わって見えるという感覚を味わってもらえたら、と思っています。だからぜひ、奥さんやお子さん、お孫さんと一緒に観に来てほしいですよね。

○『ビリー・エリオット』

1984年の英国。

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