2017年6月19日 08:00
1年に映画7作出演で役を演じ分けた俳優・高杉真宙 - 役者魂の根底にあるピュアな思いとは?
●7作品を並行して初めて気づいたこと
『想影』(2016年7月16日)、『PとJK』(3月25日公開)、『ReLIFE リライフ』(4月15日公開)、『逆光の頃』(7月8日公開)、『トリガール!』(9月1日公開)、『散歩する侵略者』(9月9日公開)、『プリンシパル ~恋する私はヒロインですか?~』(2018年公開)と、約1年で7作の映画に出演する俳優・高杉真宙。それぞれまったく違う役柄にも関わらず演じ分ける姿が、話題となっている。
純粋に「演技が好き」と語る高杉には、どこか応援したくなるオーラが漂っているが、撮影に入れば、がらっと雰囲気が変わる。今回は高杉にこれまでを振り返ってもらいながら、作品とむきあう方法や、演技に対して抱いている思いについて聞いた。
○監督に求められることの違い
――この1年で出演された映画が7作も公開されますが、こんなに並行するのは初めてではないでしょうか?
ここまで色々な作品に出させていただくことは、なかなかないですね。撮影がかぶることがなかったので、やりにくくはなかったです。
――テイストも役柄も全く違う7作ですが、演じ分けるのに苦労などはありましたか?
あまり役を引きずったりはしないので、すごく苦労したということはないんです。