くらし情報『窪田正孝、毎回「空っぽ」になりながらもがき続ける - 『東京喰種』で再確認した世界に逆らいたい気持ち』

2017年7月28日 11:30

窪田正孝、毎回「空っぽ」になりながらもがき続ける - 『東京喰種』で再確認した世界に逆らいたい気持ち

――その話を聞いたことによって、意識が変わったりすることはありましたか?

心強くはありましたが、不安の方が大きかったです。自分も原作が大好きだから、周りからも「『東京喰種 トーキョーグール』実写化するんでしょ?」「原作が好きだから楽しみ」と言われるたびに耳を塞ぎたくなる気持ちはありました。

試写も石田先生と見たのですが、正直本編は全然入って来ませんでした(笑)。映画ではなく、隣の先生を見ていました。横顔を見ても、微動だにされないから「キャスティングが間違っていたと思われているのかな」とか、勝手に不安になっていました(笑)。

そのあと2人きりにしていただいて、連絡先を交換して、僕自身が思っていることについてお話もしましたけど、大半はなんでもない雑談でした。後日石田先生から、原作を書かれているときに試写の映像をすごく思い返した、という連絡をいただきました。

○どこか逆らいたい部分がある
――喰種がどう社会と関わって生きていくか、というのも原作や映画で描かれている部分かと思いますが、もし窪田さんがカネキのように喰種になったら、どうやって生きていきますか?俳優を続けるとか。


喰種として生きていきたいですね。

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