佐藤健のサプライズ手紙に、土屋太鳳ウルウル「家宝にします」
その当時あなたはいわゆる単館系と言われる映画の主演を多くやっていたのですが、それらの作品を片っ端から観たりしていくうちに、その時ビビッと感じだあの思いは確信に変わっていきました。
そんなあなたと、4年越しですか。夫婦役として、こんなにも素敵な作品で共に人生を歩めたこと、心から嬉しく思います。しかし、一つだけ心残りがあります。それは主に宣伝の時のことなのですが、君はことあるごとにずっと「背中を追いかけてきた」「本当に尊敬している方だ」「健先輩には本当に感謝している」などと、何度も言ってくれて、その度にどうしても上手にリアクションが取れずごめんなさい。
もちろん嬉しいのですが、と言うのも、本当に感謝したいのは僕の方なんです。君が僕をそんな風に言ってくれるのは今に始まったことじゃなくて、出会ってから今まで、もちろん今回の撮影中も何度も「健先輩は本当にすごいです」「健先輩は唯一無二の役者さんです」とかなんとか言ってくれて、でも本当は全然そんなことなくて、むしろ君がそんなことを言ってくれた数だけ、僕は強くなれました。土屋さんにそんなことを言ってもらえる自分に自信を持てました。
尊敬してもらえる先輩でい続けられるように、自分を奮い立たせることもできました。