2019年2月23日 10:00
益若つばさ、平成が生んだ100億円ギャル「いつかいなくなる」仕事論
子どもを生んだ直後は、「これからどうやって生きていこうかな」とぼんやりと考えるぐらいでした。
――なぜ、芸能人になることを拒んでいたんでしょうか。
「芸能人になりたくない」というか、「なれるわけがない」という気持ちが大きかったですね。読者モデル出身でテレビに出ている人は、当時いなかったので、私みたいな異端児が出られるわけない。そう思っていました。「君は誰?」「どこから来たの?」みたいに不思議がられることも多くて、今思い返すと本当にラッキーだったと思います。
――それでも平成を代表するモデルになったわけですから、分からないものですね。今では読者モデル出身で芸能界デビューする人も珍しくなくなりました。
そうですね。なーちゃん(鈴木奈々)やローラも一緒に雑誌に出ていましたし、にこるん(藤田ニコル)も私と同じ『Popteen』出身。みんなで出ていたので、友達同士で楽しくテレビに出ている感覚でした。
――お子さんがきっかけで、仕事として意識するようになり、その後の将来設計には変化もあったんじゃないですか?
プロデュース業をはじめさせていただいて、今も21歳の頃の目標と変わらないんですけど、自分が表に出なくても、商品が発展していくような人になりたい。