くらし情報『美の指導者に聞いた、北海道・東北のオススメ美術館15館』

美の指導者に聞いた、北海道・東北のオススメ美術館15館

ここには、実業家である後藤季次郎氏が収集した欧州の絵画やガラス工芸、陶版画などが数多く収蔵されている。

ヨーロッパ絵画が転換期を迎える時期のアカデミズム、バルビゾン派の作品が主体のほか、欧州各地の工芸品など貴重なコレクションを鑑賞できる。

仙台市にある「宮城県美術館」では、地元・宮城県や東北にゆかりのある作品が幅広くコレクションされているほか、ロートレックやパウル・クレーなど海外の著名なアーティストの作品も鑑賞できる。

竹久夢二(たけひさゆめじ)の作品などもあり、こちらも幅広いタイプの作品に触れることができる。

福島には個性的な美術館が多数ある。

ルノワール、モネ、ゴーギャンなどの海外作品や幅広いジャンルの日本画、洋画がそろう「福島県立美術館」がオススメだ。

ユニークさを求めるなら、数多くのグラフィックアートを所蔵している「現代グラフィックアートセンター」もいい。

また、「諸橋(もろはし)近代美術館」には、一度見たら忘れることができない幻想的な作風が特徴のダリの作品を中心に、ピカソ、ローランサン、シャガールなど著名なアーティストの作品が数多く収蔵されている。


北海道・東北だけを見ても、まだまだ魅力的な美術館が数多くある。

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