スマホで文学女子を気どってみない? 無料でドヤ顔できる青空文庫
ちょっと百年くらい前の、なにかと考えすぎな友人のエモいトークに耳を傾けるくらいの感じでOKです。気楽にいきましょうぜ。
■10分で読める有名作品たち
今回ご紹介する作品は、青空文庫というサイトのものです。
ここでは「著作権の切れた小説」を無料で読めるのです。最高じゃないすか。
そこから抱きしめたいくらい好きな3作品を紹介します。
どれもURLをつけてあります。クリックすると、その場で読めます。
通勤電車のなかや、眠る前に、さくっとスマホで。
一応、3つを紹介する順番も気にしてはいます。でもピンときたやつから読んじゃってください。それが貴女の正解ですから。どれかピンときますように。
1.『葉桜と魔笛』太宰治
「ばかだ。あたしは、ほんとうに男のかたと、大胆に遊べば、よかった。あたしのからだを、しっかり抱いてもらいたかった。
姉さん、あたしは今までいちども、恋人どころか、よその男のかたと話してみたこともなかった。姉さんだって、そうなのね。姉さん、あたしたち間違っていた。お悧巧(りこう)すぎた。ああ、死ぬなんて、いやだ。」
さっそく太宰にいっちゃいましょう。あのダザイですよ。ダザイ。かの「人間失格」