個性を輝かせるおしゃれ。美しく生きる人は自分の色を知っている。
結論、たいへん参考になりました。
「おしゃれになるには順番があるのです」
これが冒頭の一文。
……着こなし方は、おしゃれに向き合った分だけ、「体得」していけるもの。基本を知らない人が上級者のマネをしていきなりトレンドファッションに身を包み、カッコよくアレンジしようとしても、「がんばってる感」が目立つだけ……と、文章が続きます。
うわあ、耳が痛い。
自分の体型を知り、基本の服を揃える
だったらどうすればいいの?という私の心の中の問いに、この本は明解な答えを与えてくれます。
まずは、自分の体型を知り、基本の服を揃えることが肝要だと著者は言います。著者の提唱する体型別着こなし術はとても具体的。
「下半身が細い人は、スキニーパンツで細い脚をアピールしすぎないよう注意」「首が長い人こそタートルではなくクルーネックを着るべき」という具合に。
特に胸にぐさりときたのは、「無理すれば入るからといって小さいサイズを選んではいけない」というアドバイス。
「ちょいゆる」つまり、「ちょっとだけゆるいサイズ感」にすることは、すべての体型の人に共通するスタイルアップのコツだと、著者は言います。
でも……ぴったりサイズのほうが痩せて見えないのかな?
自分のベースカラーを見つける
自分の体型と基本の服をしっかり押さえたところで、話はようやく自分に似合う色選びというテーマに進んでいきます。