個性を輝かせるおしゃれ。美しく生きる人は自分の色を知っている。
黒Tシャツと黒デニムに真っ白なスニーカーを履いている大学生。
どの人も、特別な色やデザインを着ているわけではないのに、なんとなく洗練されています。しかも、どこかに必ず白を取り入れている……。
■究極のおしゃれとは、「個性的になる」ことではなく「個性を輝かせる」こと
「おしゃれ」とは何かがなんとなくわかってきたところで、騙されたと思って、著者の言葉に従ってみることにしました。
まずは、クローゼットの整理から。実際にやってみると、自分のクローゼットには、黒、白、ベージュが圧倒的に多いことを発見。
自分のベースカラーは思いのほかあっさり決まってしまいました。手持ちの服を、色、アイテムごとに、スーツも上下ばらばらにして並べてみると、違う景色が見えてくるから不思議です。
色からコーディネートを考えるというアプローチは、実際にやってみると意外に失敗がなく、色のトーンを合わせて素材を変えたり、ワンピースに同系色のスーツのジャケットを合わせたりと、いままでにない発想で組み合わせを楽しむきっかけを与えてくれました。
人の意見には素直に耳を傾けてみるものです。
ちょうど衣替えの季節、良い本に出会いました。美しく生きている人は、自分のことが客観的に見えている人なんですね。
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