個性を輝かせるおしゃれ。美しく生きる人は自分の色を知っている。
「自分をセンスよく見せるベースカラーを3色選べば、クローゼットのなかはその3色でじゅうぶん。さらに、その1色は必ず白にするべし」というのが筆者の説。
白はコーディネートのアクセントになる万能カラーだから、必ず一カ所に白を使うのが、洗練されたファッションへの近道なのだとか。
でも……秋冬に白はどうかなあ?
ベースカラーの3色のうち1色が白ならば、あとの2色はどうすればよいかというと、まずは黒かネイビーのどちらかを選ぶというのが著者の提案。
多くの人は黒派とネイビー派に大きく分けられるとか。そして、残りの1色はグレー、ベージュ、トープ、カーキの4色から選ぶのだそうです。著者の提案はどこまでも明快です。
でも……そんな地味で平凡な色ばかりでいいの?
自分のおしゃれを身につけるための正攻法
ベースカラーを決めたら、まずは上下の色のトーンを合わせるコーディネートから始め、次にベースカラーのうちの2色を使ったワンツーコーデに進みます。
さらにプラスワンカラーとして、一色ずつ個性的な色や存在感のある小物を足していくというのが著者のアプローチ。
色の足し方、柄の取り入れ方、小物の色合わせ方などは、カラーチャートや写真を使ってわかりやすく解説されています。