コミックエッセイ 鼻腔ガンになった話
いよいよ仕事に戻る日に…「また会おう」私と叔母は再会を誓う【鼻腔ガンになった話 Vol.70】
※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。
■前回のあらすじ
叔母のことを思い手伝いに来ている親戚や友人に、きつい物言いをしてしまう叔父。一生懸命なのもわかっているから周りは何も言えず…。
叔母のことを思い手伝いに来ている親戚や友人に、きつい物言いをしてしまう叔父。一生懸命なのもわかっているから周りは何も言えず…。
自宅療養の難しさを痛感…全力で闘病を支える叔父と周囲との温度差
■会えるのは最後かもしれない…
もしかしたら、じゅんちゃんと会えるのは最後になるかもしれない…。
そう思いながら向かったじゅんちゃんの家。
「また会おうな」
「じゅんちゃんもがんばるから、やよいもがんばってな」
そんな会話を交わしたのでした。
■次も会えると言い聞かせ仕事に励む
次に戻ったときも会えるはず! と自分に言い聞かせて仕事に励んでいました。
しかし、仕事に戻ってから約3ヶ月後、母から、じゅんちゃんが亡くなったと電話が…。
母の嗚咽が、じゅんちゃんが本当に亡くなったんだと証明しているように聞こえました。
次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!
※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
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