お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造の妻・まさみさんが6日に自身のアメブロを更新。前立腺がんの闘病中である父親の治療で後悔していることをつづった。この日、まさみさんは父親について「実は数ヶ月前にあまりの副作用の辛さにより抗がん剤治療をストップしました」と告白。「昨年末から末梢神経障害という副作用が強く出てしまい足がうまく動かせなくなり思うように歩けなくなり」と明かし「身体的、精神的にも辛くなってしまった」と抗がん剤治療を止めた理由を説明した。続けて、父親が投与していた抗がん剤について「最後の治療方法でこれ以上、効果的な薬がない」といい「副作用が辛くても父は必死に耐えて頑張っていたんだと思います」と推測。「今まで自分で着替えたり天気が良い日には散歩に行っていた」と述べ「末梢神経障害が出てきてからはできない事が増え一気に引き籠りになってしまいました」とつづった。また「抗がん剤をやめると数値が一気に上がりさらに癌が広がり死の危険も出てくるんじゃないかと病院に行く度にビクビク」と不安だったことを明かすも「不思議なことに抗がん剤をやめてから数ヶ月も経つのに数値が上がらない」と父親の現状を説明。「微量の上昇はあるものの安定している」と報告し「抗がん剤をストップする=癌の数値が上がって悪化するイメージだったのに父の場合そうではなかった」とつづった。さらに「色んな副作用が出て来た時“一回やめて様子を見てみる”という選択肢が主治医から話が無かった」といい「責めてるわけではないけど自ら抗がん剤をやめる申し出は患者からはしにくいからアドバイスの一つとして提案して欲しかった」と本音を吐露。「もし、アドバイスをしてくれて抗がん剤をストップし抗がん剤とQOLの維持を考えるタイミングがあったのならば」「父がもう少し元気だったのではないかと後悔を感じています」とコメントした。最後に、父親が通っている病院では「全ての治療をやめてしまうと緩和ケアに移らなければならなくなる」といい「効果があるかは分からないみたいですが新薬を飲みながら治療を続けていて」と説明。「過ぎてしまったことは戻らないので今、必死に生きようとしている父をできる限り支えたいと思います」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「難しいですよね」「とても気持ちがわかります」「お父様、長くお元気でいて欲しいです」などのコメントが寄せられている。
2024年06月07日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ手術後、娘にたくさんの変化が…。声が大きくなり、顔色が良くなり、呼吸が小さくなって、ミルクもちゃんと飲めるように。いよいよ退院。多くの人たちに助けられてここまで来たこと、感謝して病院を後にするのでした。■遺残短絡がある!?■元気な女の子に成長!ここまで読んでくださって本当に本当にありがとうございました!今さくちゃんは1年に1度の検査のみになりました。元気に怪獣のように成長しています!これからも精一杯生きて、泣いて笑って成長して大人になれるような、そんな未来が待っていますように。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月17日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ手術から3日後、娘の泣きっぷりに圧倒。さらに、1ヶ月ぶりにミルクを口から飲むのに一瞬で飲み終えてしまったり、初めて声を出して笑ったり、回復が見えて嬉しくなるのでした。■さまざまな良い変化が…!■退院が決まった!手術を終えてからたくさんの変化がありました。特にびっくりしたのが術後は呼吸がとても小さくなって…。それまではマラソン走ったみたいに肩が上下するほど大きな呼吸をしていたので、最初は逆に不安になりました。とうとう退院。たくさんの人に助けられてきたことに感謝しながら、今度は私が頑張る番だと思うのでした。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月16日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ娘の手術が開始。待機中、夫が「退院できたら一緒にやりたいことリストを作ろう」と言い出し、退院後の娘との未来を想像して過ごすことに。やがて手術は終わり、無事娘と生きて会うことができたのでした。■一般病棟に移り付き添いが再開■初めて声を出して笑った…!生まれたときから元気にミルクを飲んだり笑ったりしたことがなかったので、手術を終えてからは驚きの連続でした。60mlのミルクを飲むなんてすごく難しいことだったのに、手術終えてすぐでペロリと完食! 吐き戻しもありませんでした。現代の医学は本当にすごいですね!次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月15日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ手術を明日に控え、術前説明を受ける私たち。その内容やリスクは怖いものばかりで、同意書にサインするのも躊躇するほど。先生方を信じて託そうと迎えた手術当日、娘を見送りながら「生きて帰って」と祈るのだった。■時間経過が遅く感じる…■待合室の電話が…!娘の手術の間、本当に時間が長く感じて…。時計を見るたびに「まだあれから5分しか経ってないの!?」ってことを繰り返していました。そして考えても仕方がないことを悶々と考えたり…。このとき出てきた「やりたいことリスト」は、この後パパと作ってこやま家の壁にデカデカと貼っています(コロナ禍で行きたいところは全然行けてませんが…)。そして手術は無事成功しました! 本当に医療従事者の方々には感謝してもしきれません。生きて会えた、それだけでものすごくホッとしたのを今でも覚えています。今後は術後の経過について描いていきたいと思います。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月14日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ高度治療室へ面会に訪れると、娘のところに大きな人が! その人は今度手術をしてくれる先生で、「さくちゃんには苦しい思いをさせてしまって申し訳ない」と言うのだった。数日後、病院から明日手術すると連絡があり…。■手術の内容もリスクも怖い…■生きて帰ってきて…!手術直前の思いを描きました。術前説明は「最悪のケースを想定して」お医者さんは話してくれるのですが、それが怖くて怖くて。同じ病室のママからいろいろな話を聞いていたのでしっかり覚悟を決めて聞きに行きましたが、こやまは夫婦でビビりまくっていました。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月13日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ娘は肺炎にかかったことで危険な状態になったことが判明。炎症の値を見て、緊急手術をすることになる。高度治療室は付き添いができないため私は自宅で待機することになるが、家に着くといろんな思いが溢れてきて…。■あの大きな人は誰?■ついに手術が決まる…!病院の先生方は本当に優しくて子どもたち思いで…。そして入院中何度も「病院に住んでる!?」と思うくらい、先生たちは病院にいてくれました。本当に感謝しかないです。そして、次回はいよいよ手術です。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月12日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ娘のさくちゃんの様子が急変。看護師も息をのみ、すぐに担当の先生やスタッフを集める。「今すぐお父さんを呼んでください」と言われ、神様に「私と娘の心臓を取り替えてください」と願うのでした。■容態悪化の原因は…■生きてほしい…!娘の容態が急変した原因は「肺炎」でした。心疾患のある子は風邪を引くだけでも重症化すると言われていますが、肺炎までなるともう致命的でした。仰向けのまま吐いたのが原因だったようです。そして高度治療室に入ったら付添入院ができなくなり、ひとり家に帰りました(パパは自転車だったので別行動)。娘のいない家はとても寂しくていろんな思いが溢れてきました…。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月11日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ手術待ちをしながらの入院中、担当の先生が出張に出ることに。しかしその間に豪雨が降り、病院は被災してしまう。物資が届かない、病院スタッフが来れない中、娘の容態が悪化。母娘、まったく眠れないまま朝を迎え…。■娘の様子がおかしい…!■神様、お願いです…一生忘れないあの日の出来事を描きました。娘が大変なときにただ立ち尽くすことしかできなくて、あげられるものなら私の心臓をあげたいと願いました。看護師さんから言われた「お父さんを呼んでください」という言葉が、今どれほど危ない状況なのか一気に伝わってきて、とても怖かったのを覚えています。次回はこの状況に陥った理由を描きます。もう少し暗い展開が続きますが、よかったら読んでください。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月10日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ検査の結果、心臓の穴の影響で娘は肺高血圧になっていた。そこで手術のキャンセルを待ち、なるべく早く手術を受けることに。「明日も生きている娘に会いたい」と願うことしかできず、無力さを感じるのでした。■母の看護スキルがアップ!■担当の先生の不在手術待ちのときに豪雨で被災しました…。ここでは描いていないですが、親のご飯は病院から出ないのでコンビニで買っていたのですが、コンビニから商品が消え、断水し、看護師さんやお医者さんも病院に来れずてんやわんやでした。そしてそのタイミングで娘・さくちゃんの容態が悪くなり…、まさに泣きっ面に蜂。次回は決定的なことが起こった朝からのことを描きます。暗い展開が続いていますが、今は本当に元気です!次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月09日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ総合病院で診察を受け、手術予定が決まってから2週間後。娘が以前よりミルクを飲まなくなり…、不安になり病院へ連絡。入院することになってカテーテル検査を受けるが、その最中に娘の自発呼吸がなくなり…。■カテーテル検査の結果は…?■祈る気持ちで手術を待つくらーい気持ちをつらつらと描いてすみません。このときは本当にただただ自分の無力さが悲しくて…。お医者さんも必死に助けようとしてくれているけど、病床にも手術できる先生の数にも限りがあって…。でもこの状況が「生きていてくれるだけでいい」という思いを教えてくれた気がします(元気になった今だから言えますが)。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月08日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ転院先の病院へ初めて訪れた娘と私。しかし県内外から集まる小児循環器内科は患者でいっぱい…。診察してもらった医師には、この状態でこれだけミルクを飲めるのはすごい、「お母さん頑張りましたね」と褒められ…。■ミルクの量が減っていく…■それは検査中に起こった…怖いこといっぱい描いてすみません! 娘は今は元気ですのでご心配なく!最初の異変はミルクが飲めなくなったことでした。暑くなってきた時期だったので、脱水も心配で土曜日だけど電話をしました。病院にはご迷惑をおかけしましたが、このとき勇気を出して電話してよかったです。そしてカテーテル検査。ここでは描いていませんが、事前に心臓の負担を減らすため輸血などをしました。お医者さんから事前説明もしっかりあり同意書も書きました。次回は娘の呼吸が止まった理由とカテーテル検査の結果について描いていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月07日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじエコー検査で穴の大きさを調べると、娘には手術が必要だとわかる。しかしこの病院では、小児の手術ができる医師がいないため転院することに。奇跡的に自宅から車で20分の病院を見つけ予約が取れるのだった。■いざ手術をする病院へ産後のメンタルはジェットコースターのように上下しますよね? 退院して実家から県外の家に戻るとき、病児と暮らすことより家事育児スキルがまだ0のパパと暮らすことが不安で不安で…。車の中で胸がギューっとなってボロボロ涙が出てきました。そして転院先の病院は大きな総合病院ですが、小児循環器科の人の多さは他科と比べて桁違いに多くて…。もともと患者数も多い中、子ども相手なので機嫌によってエコーできなかったり、採血に時間がかかったりするみたいです。■私、頑張れていたんだ…総合病院は検査も多く、そして何より待ち時間が長くて驚きました。13時に行って、帰ったのは17時…。それだけの人数を見ているお医者さんは本当に大変だと思いました。そして先生からの「頑張りましたね」の一言がすごく心に響いて…。しかし、また娘の状態が悪くなっていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月06日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ救急外来で受けた検査の結果から、娘の心臓にふたつ穴が空いていることが発覚。毎日娘が死んでしまうのではないかと怖かった私は、治療という光を見つけホッとする。そしてこのまま入院することになり…。■パパに連絡しなきゃ!はじめての小児科での入院は驚きの連続でした。大人の入院とはなかなか勝手が違い、戸惑うことも多かったです。娘のさくちゃんが入院した病院では親が24時間付き添い、食事は病室でオッケーでしたが、病院によっては付き添いなしだったり、病室で食事できなかったりするようです。今はコロナのせいで付き添いやお見舞いができないなど、より大変だと思います。そして病気が見つかって、自分では冷静なつもりでしたがモヤモヤしたりしていて…。ドンと構えた強い母になりたかったのですが、なかなか気持ちに整理がつきませんでした。■元気に産めなかった…病気なのは「私にはどうすることもできなかった」とわかってはいるんですが、「妊娠初期の葉酸足りなかったかな」「仕事で無理しすぎたせいかな」と、どうしても考えてしまって…。健康に産んであげれたらこんな苦しい思いをさせずに済んだのかなと、この時娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになった覚えがあります。そして、小児の心臓手術ができる病院がこんなに限られているなんて初めて知りました。手術した病院には県外からもたくさんの人が来ていて…、自宅近くの病院だったのは本当に奇跡でした。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月05日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ母乳外来で助産師から「呼吸の仕方が気になる」と言われ、小児科を紹介してもらう。小児科で今度は救急外来での検査を勧められ、躊躇する私に医師は「母親が気になるというのは立派な検査理由」だと言うのだった。■ついに検査の結果が…総合病院の救急外来へ行きました。さすが小児の受け入れをしているだけあって、先生もレントゲン技師さんも看護師さんもにこやかで優しくて…、想像と全然違って驚きました(怖がりすぎ)。レントゲン機器などは半分思い出で描いているので正確ではないです。でも首の座っていない赤ちゃんのレントゲンは本当に大変そうでした。■娘には心疾患がある!?とうとう病気のことが明らかになりました。でもそれがわかった時、ショックというよりはむしろホッとして…。本当に毎日このまま死なせてしまうんじゃないかという恐怖の方が大きかったのです。長々と描いていますが、実はこれ助産院に行った日と同じ日で、昼から夜までずっと病院をハシゴしていました。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月04日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ退院後、娘のさくはミルクを噴水のように吐くようになってしまう。そのせいか、病院の2週間検診に参加すると医師から体重の増え方が少ないことを指摘され、さらに「ちゃんと頑張らなきゃ!」と言われてしまったのでした。■助産院の母乳外来へ行くと…病院の名前や人の名前は変えてあります。この助産師さんとの出会いは大きかったなぁと思います。なぜか当時は「病院にはよっぽどのことじゃないと行ってはいけない」という思い込みがあって、たまたま行った助産院でしたがここで小児科を紹介してもらっていなかったら娘のさくちゃんはどうなっていたか…。■総合病院での検査を勧められ…娘は確かにミルクをよく吐くけど、ミルクの時間以外は泣くこともなく普通に元気で…。こんな熱もなく元気で病院に来てよかったのかな? とビクビクしていました。それでさらに総合病院の救急に行くよう勧められたので、完全にビビってしまいました。ここでも呼吸の仕方を指摘されましたが、初めての赤ちゃんで普通はどんなスピードで呼吸するかなど全然わからなくて…。わからないことだらけの日々でした。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月03日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ入院して陣痛促進剤を入れたら早速陣痛がやってきて…。しかし25時間陣痛に苦しむも赤ちゃんは降りて来ず、子宮口も開かないため、帝王切開で出産。産後すぐ握手させてもらうが、赤ちゃんの手が冷たいことに驚き…。■退院と言われて胸騒ぎが…■私は頑張れていない!?暗い、暗い、暗い! でもこの時が一番気持ちが不安定で…。ミルクをあげるのにすごく時間がかかっていたんですが、大量に吐くようになってからはミルクの時間が苦痛でその時間が来るのがすごく怖かった記憶があります。あと、途中お医者さんにきついことを言われているような表現をしていますが、私もちゃんと「噴水のようにミルクを吐くんです。授乳に1時間もかかるんです」と伝えられていなくて…。お医者さんからしたら、母乳出ないのに完母で頑張ろうとしてるんじゃないかと思われていたかな、と。なぜかこの時は忙しいお医者さんの手を煩わせてはいけないという思いが強くて言えなかったのです。いやいや言えよー!次回は病気発覚のきっかけとなった出来事を描いていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月02日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ教師をしていた私は順調な妊婦生活を送っていたが、出産予定日を過ぎても陣痛が来ず、なかなか生まれる気配がない。妊娠41週が過ぎた頃、担当医と相談し、翌日から入院して陣痛促進剤を入れることになるのだが…。■陣痛は来てるのに降りてこない!?■赤ちゃんと握手…!今回は出産と最初に感じた違和感のお話。生まれたての赤ちゃんと握手する感動の場面ですが、私は娘の手が冷たくて不安になったのを覚えています。そして、今思い出しても出産は痛かったですね…。これが「命懸けか!」と思いました。次回は病気発覚までの不安と葛藤を描いていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月01日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。こんにちは、こやま家です。娘のさくちゃんの闘病記録ですが、今娘はものすごく元気なのでご安心ください。備忘録として描いていきますので、「出産・育児にはこんなことがあるんだなぁ」と思いながら見ていただけたら嬉しいです。■こんな病気があることを知ってほしい■順調な妊娠生活、そして出産までのことこのときはまだ病気のことはまったく誰も気づいていませんでした。次回は出産と最初の違和感について描いていこうと思います。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年02月28日■忍び寄るガンに気づかず過ごしていた日々漫画家のやよいかめさんの夫はいわゆる転勤族。愛知で4年過ごした後、2歳と0歳の子どもを抱えて岩手に引越し、7年経ってようやく落ち着いてきたころに、また福島への転勤になってしまったのです。最初に自覚症状があったのは冬だったこともあり、風邪と勘違いして病院へ行くのが遅れてしまったそう。このとき、すぐに受診しておけば良かったと今でも後悔していて、少しでも異常を感じたら早めに受診してほした方がいいと、作者のやよいかめさんは言います。■ただのポリープだと思っていたらガンだった引越しがひと段落して、耳鼻科に行ったのが春。2回目の受診で、鼻の中にポリープがあると言われ、大きな病院へ行くことをすすめられます。その検査ですら説明は恐怖だったそうです。しかし、本当の恐怖はここからでした。1週間後に検査の結果を聞きに行くとまさかの言葉が…「ポリープだと思っていたのに、まさかガンだったなんて…」いきなりの告知に時が止まった気がしたやよいかめさん。このあとすぐに夫に報告をし、子どもたちにどう伝えるかなどの話し合いや、治療の体験談などが始まります。やよいかめさんはどんなふうにガンを乗り越えたのでしょうか。こちらは投稿されたエピソードを元に2020年10月22日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■「子どもが小さいときに病気になった」 みんなの体験談は?コメントで一番多かったのが、自分もガンになったという告白でした。小さな子どもを抱えながらがんばるママたちの体験談をご紹介します。・子どもが小学入学したばかりと小学4年生の時に私に乳ガンが見つかりました。 何度検査しても判定が出ず、瘤のようにどんどん膨らむ胸が怖かったです。結局、手術になり、それでも見つからなかったので安心してたら、2週間後の検診で、やはり癌だと言われました。サラッと。「 風邪ですね」くらいの感覚で。 とにかく、子どものことしか考えられなかった。どうしようと思いながら、 医師の話を聞いていました。治るかわからない点滴の副作用と脱毛は本当にしんどかった。・3人子どもがいる母親です。 一番下の息子を産んで1ヶ月で、私に舌癌が発覚しました。 赤ちゃんを母親に預けての入院、産後でおっぱいも張るのに検査、治療のためおっぱいを止めないといけなかったり、なにより子どもたちがみんな小さかったので、会いたい気持ちと心配で毎日泣いていたのを思い出します。・子どもが産まれて1ヶ月が経ち、検診に行ったら卵巣嚢腫が見つかりました。息子は、母乳で育てると決めていましたが、手術前の検査で母乳をあげることはできず、膿腫も大きかったので、手術の日までに捻転にならないか心配でした。・15年程前、子どもたちが小学3年生・年長・年少のときに、嗅神経芽細胞腫になりました。抗がん剤、放射線、手術と一通りやりました。 2年ほど治療で入退院を繰り返し、10年を超える経過観察後、ようやく寛解となり現在に至っています。・子どもが10ヶ月になったときに、保育園に預けるため卒乳しました。ところが、半年たっても右乳だけ張り続けていたため、軽い乳腺炎だと思い揉みしだいたところ、乳首から茶色い乳がでてきました。マンモグラフィーを受けたところ、右乳房の画像が真っ白になっていました。医師から「乳癌の可能性があるから精密検査を受けるように」と大きな病院を紹介され、2週間後に結果を聞くと「右乳乳癌、ステージ0だけど全摘が必要」と言われました。初めてのがん検診から約3ヶ月後に、右胸の全摘手術と乳房再建を行いました。ところが、その後の病理検査では、ステージ3に上がってしまいました。急きょ抗がん剤治療と乳房再建の中止を迫られる状況に。現在、仕事は傷病休暇と休業を取得しながら、乳房再建は継続、抗がん剤治療は隔週で行っています。・私も同じように鼻詰まりで子どもと一緒に耳鼻科を受診したら、匂いの神経にガンができていました。上の子は年長、下の子はまだ1歳でした。ドン底につきおとされたような気持ちになりましたが、2人がいるから生きなきゃとやよいかめさんと同じ感情になりました。12時間もの手術、2週間の抗ガン剤と3ヶ月間毎日病院に放射線に通いましたが、子どもが「ママ頑張れ!」と応援してくれたこと。「娘のランドセル姿が見たい。息子がどんどん可愛くなる笑顔をこの先も見たい。絶対生きてやる!」という思いが活力につながりました。4年経っても検査で不調もなく元気に過ごしてます。このまま自分を大切に、家族みんなが元気でいられるよう信じて生きていきます。頑張れたのは周囲の助けがあったから病のママたちを救ってくれたのはやっぱり家族。ここからは、みんなの助けがあったからこそ頑張れたというコメントをご紹介します。・幸い実家・兄・姉も近くにいたので、助けてもらってなんとか乗り越えられたかな。その都度、とことん話しあったから乗り越えられたのかなと思います。・上の子ども2人は主人の両親に預け、下の乳児は実母に預けて、支えてもらいました。 抗がん剤治療と手術で2ヶ月間の入院でしたが、子どもたちを面会に連れてきてもらったり、外出許可が出たら主人も一緒に出かけたりして過ごしました。 そんなことがあったのも、もう14年前です。 転移もなく定期検診のみで経過しており、感謝です。・母が息子の写真を送ってくれたり、息子を連れて来てくれたのが励みになりました。・闘病中の事は正直あまり記憶になく、入院中私の世話をしてくれた両親と、子どもたちの世話をしてくれた義母には心配をかけたと思います。 子どもたちのためにも元気になろうと思って頑張りました。・子どもはまだ1歳。 抗がん剤投与直後から48時間は、私の汗や尿から濃度が高いまま排出されるので、乳幼児と触れないほうがいいと病院関係者から言われました。それに薬の副作用で一週間は、悪心・嘔吐・だるさなどで育児なんてできる状況にないです。そのため、子どもの世話は夫が全て担うことに。義実家の手助けや保育園にも事情を話し、土曜保育もお願いしながら乗り切っているところです。育児に家事にと忙しい毎日…ママたちに送られたメッセージもそして、子どもや夫のためにと頑張りすぎているママたちへ「もっと自分を大切にして」というメッセージも多くありました。子どもだってママが元気なことが一番うれしいはずですよね。・私の母の口癖は「あなたが元気じゃなきゃ家庭がまわらなくなるのよ!」です。私も昔は家族が元気でいてくれるのなら自分が犠牲になってもいいという考えでしたが、年齢を重ねるにつれ少しずつ出てくる体調の変化に「私が元気じゃなきゃ!」と思うようになりました。今は母の言葉を忘れず、家族のために自分の体にも気をつかうようにしています。・子どもや夫が元気ならそれでいいわけじゃなかった。自分がいなかったら、この家族の笑顔は見られないのだから、自分を大切にしようと心から思います。 産後にしんどい思いをしてる方、体調崩してなかなか治らない方は、たくさん手抜きをしたり、家族や友人に助けを求めてもいいと思います。病気になったほうがよほど周りは大変になってしまいますから。実際の闘病生活が描かれたやよいかめさんの作品を読むと、「今は忙しいし」「まだ症状が軽いから…」といって、病院に行くのが遅れてしまうと後々大変なことになる可能性が潜んでいると思い知らされます。少しでも体調がおかしいなと思ったら、ママも病院に行くことが大切ですね。▼漫画「鼻腔ガンになった話 」
2022年09月27日■前回のあらすじ退院後は子どもたちのために、できることはしてあげたいという気持ちに。ある日、退院後の処置で鼻うがいをしていたところ、鼻の奥から何かが…。■手術後の思いがけない変化にショック■退院から4年後…退院後に感じた体の変化についてお伝えするためとはいえ、こんなこと描いていいんだろうかと思いつつ…。私も隠しておきたい気もしたんですけど、今現在困っている方、悩んでる方もいらっしゃると思い、意を決して描いてみました。それに今は何もない状態ですから!ガンの治療後は、今までとは違う体の変化が怖かったです。その変化が「永遠に続いてしまうんじゃないか」という恐怖がありました。でも4年経って今思うことは、体が少しずつ元の元気な状態に近づこうとしているんだなということです。ガンという病気は抗がん剤の副作用にしてもなんにしても気持ちを落ち込ませるのが得意な病気だと思います。インターネットや本で見ても怖いことしか書いてなかったりすることが多いので、徐々に元に戻っていったよっていうようなポジティブな発言を目指してみました。■肺ガンで亡くなった父の話最後の最後に父の話で締めたいと思います。父を表現するときには傍若無人と言う言葉が1番当てはまると思います。私はずっと父と喧嘩ばっかりしていました。母からするとそれは近親憎悪らしいですが。そんな父ですが、場を盛り上げてみんなを楽しませるのが得意な人だったので、やっぱり寂しいです。こんなこと書いたら、「そうやろう!」と調子に乗りそう(笑)。父は約4年もの間、闘病生活を頑張っていました。最初告知された時は3ヶ月持たないかもと言われていたので、そう考えるととても長く一緒にいれたと思います。でも、もっと一緒に楽しい時間を過ごせたらと思わずにはいられません。私がこの漫画を描き出してからたくさんのガン患者の方、ご家族の方がメッセージやコメントをくださいます。「病院に行くの怖い」となかなか病院へ行けない人も多いようです。そんな時は、未来に目を向けていてほしいと思います。とっても楽しいこと、素晴らしいことが待っているかもしれません。どんどん新しい技術が開発されて、早くガンが発見されたら治る可能性も高くなってきました。どうか皆さまの未来に素敵なことがたくさんおきますように。「鼻腔ガンになった話」はこれで完結です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。11月27日(土)21時からは、星田つまみさんの新連載「知らないうちに保育園の親たちが懇親会を催していた話」が始まります。お楽しみに!
2021年11月26日■前回のあらすじ退院の日。私は、入院生活でできた大切な仲間に挨拶へ。しかし、まだ退院のメドの立っていない友達との会話に苦い気持ちになるのでした。■ついに退院!これにて退院になります。あと少しだけ、退院後どんな生活をしていたか? 退院後の体の変化は? など、ガン治療を終えたて感じたことなどを描きたいと思います。■退院後も鼻水が止まらない「鼻腔ガンになった話」最後のビックリドッキリです! 後遺症というか、鼻水は治療前から結構ひどかったんですが、引き続きずっと鼻水といった感じでした。放射線治療によって、目の奥や鼻の奥、涙腺などが狭くなってしまったようでした。目やにも退院してすぐはひどかったと記憶しています。抗がん剤による脱毛は、髪の毛はごっそり減った感じはしましたが、なくなることはありませんでした。でもガン腫瘍があった左側のまつげや鼻毛は、なくなった印象がありました。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月25日■前回のあらすじ栄養士さんとの面談を終え、退院前日に闘病生活を振り返る私。たくさんの人たちに助けてもらったからこそ、頑張っていかなきゃ! と思うのでした。■いよいよ退院! 挨拶に尋ねたのは…むーさんといい感じにさよならの挨拶ができたので、安心していました。むーさんとは、1回目の入院も2回目の入院も同じタイミングだったんで、余計に仲間意識がありました。退院後、検診で会えるかと思ってたんですが、会えず、さみしかったです。でも、短い間だったけど、むーさんに会えて楽しい時間が過ごせて嬉しかったです。■いつか病気のつながりじゃない友達になれたら…手芸仲間のSさんとの思い出。病気によって入院期間も違うし、入院しているときのしんどさやつらさも変わってきます。Sさんは何回かの手術が入院中に必要で、回復しては手術、回復しては手術という繰り返しでした。体力的にも大分しんどかったと思います。でも調子の良い日は一緒に手芸をしたり、話したり。私は引っ越ししたてだったので、お見舞いに来てくれる友達もいなかったから余計に友達ができてうれしかったです。でも病院で出会った友だちなので、どこまでプライベートに踏み込んでいいのかわからなくて。連絡先だけ交換したものの、「もしあれからまだ退院できてなかったら」と思うと連絡できませんでした。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月24日※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。■前回のあらすじ栄養士にガン予防の食生活のポイント教えてもらい、塩分のとりすぎや、口の中を噛む癖など、今後注意すべきことが見えてきたのでした。■ひとつの食材だけでなく、食生活全体を見ること実際に、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つの生活習慣に気を付けて生活している人とそうでない人では、将来がんになる確率はどれくらい違うのでしょうか。国立がん研究センターによる多目的コホート研究(40歳から69歳の男女140,420人を対象に1990年より実施)では生活習慣とがんの罹患について長い年月をかけて調べてきました。その結果、この5つの健康習慣を実践する人は、0または1つ実践していた人に比べ、男性で43%、女性で37% がんになるリスクが低かったという推計が示されました出典: 科学的根拠に基づくガン予防(PDF)/国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス 最後は身を挺したギャグで締めたいと思います。これで栄養士さんとの話は最後になります。栄養士さんから食事の基礎知識を学ぶことによって、ガンに簡単に効くものなんてないということがよくわかりました。いくら体にいいって言っても、オイルをたくさんとればカロリーが高くなるし、チーズでタンパク質を取ろうと思ったら塩分も脂質も高くなるし、良いと言われるものをひとつ信じるのではなく、食生活全体を見る力も必要なんだなぁと思いました。参考: 「科学的根拠に基づくがん予防」/国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス ■ガン闘病を振り返ると…たくさんの人たちに助けてもらったからこそ、ここからは自分で頑張っていかないと!いよいよ次回で退院します。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月23日※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。■前回のあらすじ世の中にあるいろいろな健康情報の中から何を選べばいいのか、栄養士さんに食生活の基本を教えてもらいました。■科学的根拠に基づいたガン予防参考: 「科学的根拠に基づくがん予防」出典:国立研究開発法人国立がん研究センター いろんな健康情報が書かれたホームページやブログがありますが、基本はやはり国立がん研究センターのものかと思います。そこを踏まえて自分でその後何を信じるか、何をどう考えるかは自由だと思っています。私の描いている漫画が正解ではなく、あくまでも私個人にとって、ガンという病気を知ることのできた最初の一歩だったと考えていただければ幸いです。■食生活で気を付けることとは?なんか口の中噛んじゃいません? 良くないって知らなかったです。知らず知らずのうちにNGなことをやってたんだなぁ。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月22日※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。■前回のあらすじ担当医のK先生に、栄養士さんにどうしても話を聞きたい理由を伝えてお願いすると、ついに面談が実現するのでした。■健康でいるための食生活の基本とは?筆者より:あくまで20年以上前に経験した話に基づいた感想・体験談をつづっており、さまざまな治療法・健康法を推奨・否定する意図はありません。その考えや選択に至った経緯を客観的に読んでいただければと思います。どんな治療法・健康法を選ぶかは結局本人の意思によるものだと考えています。もしガンが再発したら…、そういう不安な部分を突かれ悪意のある人に騙されたら…? 正しい知識がないといずれ「〇〇が治る壺」とかを買ってしまうかもしれない。体に無害なものならまだいいけど、体の負担になるようなサプリメントだったら? 嘘の民間療法だったら?考えるとすごく怖くなります!■栄養士さんが教えてくれたのは…基本的なことを栄養士さんに教えてもらいました。皆さんそれぞれ思うことや信じる食生活の内容は違うと思いますが、「こういう考え方もある」という広いお心で読んでいただけたらいいなと思います。そして何よりも衝撃的だったのは、栄養士さんの「そんなに効くものがあったらすでに薬になってる」という一言でした。確かに!次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。参考: 食生活バランスガイド/農林水産省
2021年11月21日※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。■前回のあらすじガンになったことを報告するため叔父に電話。すると20年以上たった今でも、叔父は叔母のことで後悔し続けているように感じたのでした。■何を信じていいのかわからなくなってしまい…長らく生きているとちょいちょいこういうことがあります。わかりやすい例えで言うと「うさぎ跳び」とかそうですよね。昔は運動部の定番のトレーニング方法でしたが、しんどいだけであんまり筋力的にはよろしくないとかで、最近では全く見かけなくなりました。「運動中水を飲んではダメ」とかもそうですね。当時は当たり前のように言われていたのに、今は逆に「積極的に水分を取らないと!」とか、当時やらされていた身としては、「おーい、真逆じゃん」とツッコミたくなります。だからこそ偉い人が言ってるからといって盲目的に信じるのではなく、もしかしたら覆るかも、とちょっと疑った気持ちを持つことも大事なのではないかと考えています。でもそうすると今度は何を信じていいのかわからなくなってしまって。結局退院した後にどのように健康状態をキープしたらいいのかわかりませんでした。そこで、栄養学のプロ=栄養士さんに話を聞こう! という結論に至ったのでした。■栄養士さんと話したくてストーカー状態最初は「栄養士さんと今後の食生活について相談したい」と言えば、簡単にできるものだと思っていました。しかし病院の栄養士さんは、入院患者の栄養管理、食べられない人用の食事を考える、などたくさんの仕事がありとても忙しいようでした。すぐに時間を取ることができないと聞いて諦めようかとも思ったのですが、退院後栄養士さんと話す機会もないだろうし、疑問は解決しておきたいと思い、主治医のK先生に相談しました。あまり栄養士さんと話したいと言い出す患者はいないようでしたが、ちゃんと話したら理解してもらうことができ、栄養士さんに相談する機会を得ることができました。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月20日※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。■前回のあらすじ叔母の死後、親戚と疎遠になっていった叔父。その数年後、鼻腔ガンになった私は、叔父に連絡をしなきゃと思ったのでした。■おじちゃんにガンのことを話すと…筆者より:あくまで20年以上前に経験した話に基づいた感想・体験談をつづっており、さまざまな治療法を推奨・否定する意図はありません。その考えや選択に至った経緯を客観的に読んでいただければと思います。どんな治療を選ぶかは結局本人の意思によるものだと考えています。選択した治療を行って生まれた後悔は、なかなかなくなってはくれません。私の元にも、多くのガン患者を看取った家族の方から「後悔している」という声が届きます。でもみんなその時の精一杯だったと思うんです。実際にやらないとわからないことも、治療中多かったと思います。「ガン」という病気は調べても理解が追いつく前に手探りで治療をスタートしないといけないですし。だから非難するよりも優しい言葉をかけてあげたいと思います。■「じゅんちゃんのため」という言葉が呪いのように…ガン治療だけではなく、「誰かのため」って思いを詰めすぎるとそれしか見えなくなってしまって、がんじがらめになってしまう感じがするなぁと思いました。「誰かのため」に行動を起こすことは尊いことなのに。なんでかなぁって思います。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月19日※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。■前回のあらすじ仕事に戻る前日、叔母と「また会おう」と約束する私。しかし、これが叔母に会う最後となってしまうのでした。■おじちゃんが抱えた後悔おじちゃんの後悔が吐露されていきます。■ガンになった私は、伝えなきゃいけないと思い…筆者より:あくまで20年以上前に経験した話に基づいた感想・体験談をつづっており、さまざまな治療法を推奨・否定する意図はありません。その考えや選択に至った経緯を客観的に読んでいただければと思います。どんな治療を選ぶかは結局本人の意思によるものだと考えています。一年、一年、年を重ねるにつれ、少しずつ誰からも呼ばれなくなってしまったおじちゃん。私も夫と結婚して転勤族になったことで、会うことが難しくなってしまいました。それでも、ずっと心の中に引っかかっているような。忘れちゃいけない存在でした。かと言って、じゅんちゃんの代わりには誰にもなれないし、どうしたらいいのかわかりませんでした。実は今もよくわかりません。でも大事なことは伝えておくべきだなと思っていて。特に私がガンになったことは伝えるべきだと思いました。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月18日※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。■前回のあらすじ叔母のことを思い手伝いに来ている親戚や友人に、きつい物言いをしてしまう叔父。一生懸命なのもわかっているから周りは何も言えず…。■会えるのは最後かもしれない…もしかしたら、じゅんちゃんと会えるのは最後になるかもしれない…。そう思いながら向かったじゅんちゃんの家。「また会おうな」「じゅんちゃんもがんばるから、やよいもがんばってな」そんな会話を交わしたのでした。■次も会えると言い聞かせ仕事に励む次に戻ったときも会えるはず! と自分に言い聞かせて仕事に励んでいました。しかし、仕事に戻ってから約3ヶ月後、母から、じゅんちゃんが亡くなったと電話が…。母の嗚咽が、じゅんちゃんが本当に亡くなったんだと証明しているように聞こえました。次回に続く。「鼻腔ガンになった話」連載は14時更新!※本記事はあくまで筆者の叔母の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年11月17日