生理用品の選択肢を広げたい。大王製紙で“女性の笑顔”のために働くブランドマーケターのキャリア
取材・文:ミクニシオリ
撮影:洞澤佐智子
編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部
「世界中の月経の“不平等”をなくしたい!」
そんな思いで大王製紙株式会社に就職した、一人の女性がいます。新卒で入社してからずっと生理用品に関わり続けてきた出野結香さんは、現在フェミニンケアのブランドマーケターとして、生理用品ブランド「elis(エリス)」をはじめとする商品企画やプロモーションなどを担当しています。
生理用品と女性の身体、毎日の心身の健康に向き合い続けてきた彼女のキャリアはまさに「フェムキャリ」。彼女自身の生理用品へのこだわりや想いも聞きながら、フェミニンケア分野で目指す今後のキャリア形成についてもお伺いしました。
■生理用品に興味を持ったきっかけは学生時代の講義
はじめに、出野さんのこれまでのご経歴について教えてください。
2015年に大王製紙に入社し、3年半は営業職として、生理用品に限らず当社の様々な商品の商談に参加しました。入社当初から「生理用品に関わりたい」と言い続けていたこともあり、ブランドマーケティング部に異動してからは「elis(エリス)」ブランドの「エリスショーツ」