【婚姻届に判を捺しただけですが 4話】幻想を抱くのも全てを受け入れるのも恋愛だ・ネタバレあり
不毛な恋をやめるには距離を置くしかないのに、それすらもさせてくれない。明葉の境遇はつらくなるばかりだ。
しかし、ゼロ距離でデレる百瀬が最高にかわいいのが悔しい。
温泉旅行で、美晴から意味深な言葉
そんな中、2人は百瀬の兄夫婦と一緒に温泉旅行に行くことになる。
車酔いした明葉に膝枕をするなど、旅先でも百瀬の無意識タラシ行動はとどまるところを知らない。
しんどさとトキメキに挟まれる明葉に更なる試練が降りかかる。百瀬と美晴(倉科カナ)が夫婦と間違えられたのだ。
義兄(前野朋哉)から「間違えられて嫌だったでしょ?」と聞かれる明葉。
義兄に同じことを聞き返すと「慣れてるから」「俺は美晴の側にいられたらそれでいい」と返ってくる。
一方その頃、百瀬は美晴との会話で彼女の思わぬ一面を知り、動揺するのであった。
「彼となら私が一番欲しい理想の家族を手に入れられる」
「だから私結婚したの。貴方のお兄さんと」
美晴は『好きな人』ではなく『幸せにしてくれそうな人』と結婚したということだ。
結婚の基準は人それぞれであり、美晴の判断を否定することはできない。
しかし、美晴に長年の想いを募らせ、ある種の幻想を抱いていた百瀬は彼女の言葉にショックを受ける。