【恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 9話】 交錯する想いの果てに・ネタバレあり
どうしてそれを、ちゃんと言葉にしないのか。お互いが想い合っているのに。
そんな、もどかしい気持ちで見ていた視聴者も多かったのではないでしょうか。
目が見えても見えなくても、結局人は他人の心の中を見ることは出来ないのだと、痛感させられるシーンでした。
互いの気持ちが分からず、心に距離を感じ始めたユキコと森生。
そんなある日、森生に最大のピンチが訪れます。
緋山がユキコを抱きしめ、好きだと告げたのです。
ユキコが緋山に影響されていると感じていた最中、この場面を見てしまった森生。
何というタイミング!
筆者としては、なぜ森生が昼間のオフィス街をフラついているのかと、口惜しい気持ちでした。
そこで「俺のユキコさんに触るな!」とでも言って、2人の間に割って入ってくれればいいものを、森生は目を逸らしてその場を立ち去りました。
この行動に、森生の自信のなさと戸惑いが感じられました。
「もしかして…」ユキコにそんな疑念を抱いてしまったのかもしれません。
ユキコは緋山の告白をすぐに断り、同時に「もし、この先どうなったとしても、私は黒川が好きなんだ」と、不穏な言葉を残しました。