くらし情報『【妻、小学生になる。第2話 感想】日常の幸せをありのまま映した第2話・ネタバレあり』

2022年2月3日 18:55

【妻、小学生になる。第2話 感想】日常の幸せをありのまま映した第2話・ネタバレあり

万理華からのデートのお誘い…もとい、麻衣の就職祝い選びに「お願いしますだあ〜ぜひ!!」と意気揚々とする圭介。

しかし、道中で偶然、守屋とその友人の菊池(水谷果穂)に目撃されてしまう。

「そういう嗜好の人」と疑惑を深める守屋だったが、万理華の起点の効いた『親戚の小学生』というお芝居によってとりあえず安心したようだった。

しかし10歳に求婚する中年男性に対する友利の気持ちも、親戚の小学生を待ち受けにする圭介に対する守屋の疑いも、視聴者がおそらく感じるであろう危険な香りそのものなのである。

その一面しか知らない二人のように、私たちも彼らにとっての『他人』にカテゴライズされてしまうのだ。

一方、圭介にしてみれば、隣にいるのは愛する妻であり、隣にいるのが普通で、これが10年間当たり前にできなかったそんな日常の全てなのである。

そういったきっかけや本当の愛を知る由もない私たちが、彼らにとっての当たり前を飲み込み、理解し、信じることはたしかに難しく、危うさや綻びだけが目に飛び込んできてしまうのではないだろうか。

圭介の言葉に動かされる視聴者

しかしまた圭介の言葉が、そんな『他人の私』の何かを動かしていった。

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