【日曜劇場『DCU』第5話感想・考察】横浜流星はまるで少年マンガの主人公?DCUキャラが引き立つ理由・ネタバレあり
瀬能は少年マンガの主人公!
中林との再会で、学生時代、部室にタバコの吸い殻が見つかった不祥事を中林が顧問に告発したことで部の結束が強まったというエピソードが出てきました。
正義感の強い瀬能は、当時の中林の行動を賞賛します。当時の中林は瀬能にとってヒーローのように見えたのかもしれません。
また今回、海上で行方不明になっている木下裕司。
実は誘拐され、2億円の身代金を要求されていることがわかりました。
裕司は危険ドラッグに手を出していたということで、麻薬取締部と公安からの要請で、DCUは捜査中止命令が下されますが、助けられる命があるのに捜査ができないもどかしさに瀬能は「命を見捨てるなんて、なんのためのDCUか分かんないっすね」と不満を漏らします。
曲がったことが大嫌いな性格、真っ直ぐなゆえ、時には命令に背き、感情的になるところ。瀬能はまるで少年マンガの主人公のようなキャラクターです。
助けを求めている人を見てみぬフリをすることはできません。ここでも誰よりも強い正義感を見せてくれました。
瀬能がそんな王道なキャラクターだからこそ、真実を隠し、目的のためなら、どんな手段もいとわない新名は対照的で、お互いがより引き立って見えるのだと思います。