【『正直不動産』第2話感想・考察】山下智久が説教!新入社員にありがちなこと
客から見たら100点だけど会社から見たら0点な接客
新人・月下咲良は客が納得するまで何件も内見を回る。
それは客から見たら100点だが、会社から見たら0点なのである。
0点という言葉にショックを受けつつも、それの何が悪いのかと食い下がる月下に、財地はこう語る。
「良い営業は、いかに少ない内見回数で多くの契約を取るかを考えるの」
正直不動産ーより引用
その方が断然効率がいい。
限られた時間で他人より契約を取ろうとするならば効率はやはり重視していかなければならない。
営業成績で一位を目指すなら尚更だ。
ドラマでは、不動産屋の基本給は10万ちょっと。売ってこそ、インセンティブが付くが売れなければフリーターよりも稼げないという恐ろしい給料体制である。
しかし、月下にこの言葉はさほど刺さっていないようだった。
むしろ「自分が胸を張ってその部屋に住みたいって思えるような部屋をお客さんに紹介したいです」と反論。自分の利益よりカスタマーファーストにこだわる月下に、少しだけ財地の表情が変わった。
月下のこだわりは新人にありがちで、会社の利益を考えず丁寧に時間をかけて商品を売ってしまうのである。