くらし情報『【『初恋の悪魔』感想1話】愛おしくも厄介なものに捕まった・ネタバレあり』

2022年7月19日 13:00

【『初恋の悪魔』感想1話】愛おしくも厄介なものに捕まった・ネタバレあり

そして坂元脚本のドラマは、それを見た人がこれから生きていく時間の中で、きっとキラキラと光る石に変わって記憶に残るからだ。

【『初恋の悪魔』感想1話】愛おしくも厄介なものに捕まった・ネタバレあり

停職中の問題行動ありの刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、冴えない警察の総務担当・馬淵悠日(仲野太賀)、同じく経理担当・小鳥琉夏(柄本佑)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)。

警察署内にいながらその事件の捜査をする権限のない、いわばはみ出し者四人が、勝手に事件を考察・解明していくうちに更に大きな運命に巻き込まれていく『初恋の悪魔』(日テレ系・土曜夜22時)。

初回の『事件』は、病院内での少年の変死。状況としては飛び降り自殺の可能性が濃厚だが、同室の少年が「先生に殺された」と証言し、その後に危篤状態に陥ったことで事件は微妙に複雑なものになってしまった。

自殺の路線で簡単に終わらせたい刑事課の中で、ただ一人、その流れに乗れない心優しい新人刑事・渚(佐久間由衣)の為に、4人は少年の転落死の謎を追う。
【『初恋の悪魔』感想1話】愛おしくも厄介なものに捕まった・ネタバレあり

おそらく登場人物の名刺代わりであろう初回を見ていて、層と辺境の物語なのだと思った。

警察署に勤めながら総務課という地味な部署にいる悠日は、とかく下に見られがちで、辛くないのかと上司に問われ「負けてる人生って、誰かを勝たせてあげてる人生ですよね」

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