【オールドルーキー 第3話感想】演技に違和感?!綾野剛の計算し尽くされた役作り
第3話は、アイドルグループの『SixTONES』メンバーとしても活躍する田中樹演じる、マラソンのトップランナー、秀島との絆を描いた回であった。
メインはマラソンランナーの秀島と、彼を入社時からサポートしていた塔子(芳根京子)。
大口を叩いたものの、大会で結果を出せなかった秀島が世間からの批判に耐えられず、方針を変えるため、担当から塔子を外すよう希望した。
一方で新町(綾野剛)が、秀島を担当することになり、彼にとっては正社員への切符がかかった大事な任務となる。
しかし、新町は自分のためではなく、秀島と塔子の関係の修復を試みるのであった。
二人の間に入り、想いを代弁してあげ、すれ違う二人を結ばせようと必死に動いていたのである。
恋愛ドラマならこれはありえない。主人公が完全にアシスト側にまわっている構図になっていたのだ。
でも、新町が取った行動は間違っていない。
なぜなら、その人にとってベストな方法を提案するのが彼のモットーだからだ。『塔子が担当することが秀島にとって最良』だと判断した結果なのである。
もし、新町が個性の強いキャラクターだったらどうなっていただろう。
今回のゲストはマラソンランナーの秀島だったが、ビックマウスといい、発言も強気なキャラクターとは、主張がぶつかっていたのではないだろうか。