くらし情報『【オールドルーキー 第3話感想】演技に違和感?!綾野剛の計算し尽くされた役作り』

【オールドルーキー 第3話感想】演技に違和感?!綾野剛の計算し尽くされた役作り

自由な発言が求められる記者会見の場では『その人らしさ』がより現れるのだろう。

「あの選手はなぜ、そんな発言をしたのか?」と深く追求することで、その人の本質が見えてくる。

その点に注目した今回の展開は実に興味深いものだった。

マラソンランナーの秀島は自他共に認めるビックマウス。

試合前の記者会見では日本記録更新で優勝すると断言するような男だ。

しかし、このビックマウスには隠れた本心があった。それは『自信のなさ』である。

秀島は自信のなさをビックマウスによって打ち消すタイプなのであった。


人前で宣言すれば、プライドも相まって有言実行をしないといけない気持ちになる。それを利用して自分を奮い立たせるのだ。

やる気の出し方は人それぞれだが、あえて大口を叩くやり方も悪くないように思えた。

最後まで秀島がビックマウスを直さなかったのも、彼が発言に伴った『結果を出す人間』であるという、一つの表現かもしれない。

次回は新町が、サッカー選手として現役復帰のリベンジをする。

ようやくスポーツマネジメントの面白さに気付き始めたところで、この展開。『オールドルーキー』の今後を左右する一大事だ。

[文・構成/grape編集部]
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