【石子と羽男 第3話 感想】『許されざる罪』を描いた第3話 残酷な結末から見えたもの
今作の『声をあげることが大切だ』というテーマの中で、今話が描いたのは『許されざる罪』。
一人の青年の悲しい結末は残酷でもあった。だが、ファスト映画が、縮めた時間に詰まった誰かの大切な時間を奪う行為という揺るがない姿勢を貫いたことに大きな意味がある。
誰もが忙しなく生きる時代。無駄や曖昧な時間が淘汰される時代。
「最近、空見上げる余裕もなかったな」
羽男のひとことが、今、どう響いて聴こえるだろうか。
『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送
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[文・構成/grape編集部]