【『オールドルーキー』第8話感想】順調すぎて怖い!?『オールドルーキー』の今後の展開
そして、ずっと舞を支えたいという想いから、宮野自らもイタリアへ行くことを決断し、舞のトリエステへ移籍が決まった。
少しお節介すぎるかと思ったが、ただ「移籍しなさい」と頑なに説得するよりも、ずっといいのかもしれない。
問題点は何か、解決策は何か、私たちにできることは何か…悩みがいくつもあるなら一つずつ解決していけばいい。不安な要素を一つずつ取り除いていけばいい。
非効率かもしれないが、塔子と新町の行動は結果的に舞の決断を自主的に変えることに成功した。
強引に丸め込むのではなく、問題を取り除くことで前進させることができたのは、「すべてのアスリートにリスペクトを」というビクトリーの企業理念にも基づいている。
今回このような解決ができたのは、これまでのビクトリーの仲間たちの軌跡のおかげだ。
新町のアスリートへ対する想いから伝線して、城(中川大志)や梅屋敷(増田貴久)もこれまでアスリートのために行動してきた。
それがあったからこそ、高柳社長に反抗するという塔子の成長は素晴らしく、今回の見ものだったといえる。
順調すぎて怖い!?『オールドルーキー』の今後の展開
新町がビクトリーに入社してからこれまで、ほとんどと言っていいほどアスリート関連の交渉が上手く行っているのも事実だ。