【オールドルーキー 最終話感想】人を応援することの素晴らしさを教えてくれたドラマ
スポーツ観戦の醍醐味はそこだろう。
一生懸命何かに打ち込む人の姿や想いに圧巻され、パワーをもらえる。こちらが応援すればその応援はスポーツ選手のパワーになる。
最初は現役から裏方にまわり歯痒い想いをしていた新町が、スポーツマネジメントの良さに気付きのめり込むことができたのは、応援することの楽しさを知ったからだろう。
高柳社長も然り、広いスタジアムで語り合う二人の根底には同じものがあったのだと確信した。
ようやくわだかまりが解け、新町はビクトリーに戻ることが決まる。
ラストはこれぞハッピーエンドといった演出で締めくくられ、喜び合いながらビクトリーの仲間たちと抱き合う姿は最高だった。
個人的には、くっつきそうでくっつかない梅屋敷と塔子の関係も大好きだったのだが、塔子を支える梅屋敷や、梅屋敷を見つめる塔子の目を見ていたら、ドラマで描かれなくとも、この二人が結ばれるのは時間の問題だなと確信した。
お互いワインに酔って寝ている相手の頭を撫でたり、ほっぺをツンツンとしたり、最終回の二人は可愛さで溢れていた。
スポーツマネジメントというこれまでに馴染みのなかった職業にフォーカスを当てた今作。