くらし情報『【エルピス 第4話 感想】「かないっこなかった、最初から」その言葉が意味することは』

【エルピス 第4話 感想】「かないっこなかった、最初から」その言葉が意味することは

この情報提供を受け、浅川たちが次に調べたのは、矛盾している目撃証言だった。

目撃者の西澤(世志男)は、「身長160cm、40~50代の作業服を着た男が山道から駆け降りてきて、自転車で立ち去った」と証言していた。

しかし、捜査の初期段階では「ロン毛の若者だった」という別の証言があったはずだ。西澤の証言が嘘ならば、再審請求も通るはず。

しかし『開かずの扉』と呼ばれる日本の司法ではそれが叶うケースの方が少ないのである。

検察側の同意がいるDNA鑑定。隠したいことがあれば思い通りにできてしまうのだ。

可能性はゼロではないものの、こんなのゼロに等しいも同然なのである。


それでも浅川達はまずはこの目撃情報や矛盾点について第二回の特集を組んだ。

ネットメディアを中心に世間の話題として広めることに成功し、名越も局長も後戻りはできなくなっていた。

視聴者を騒然とさせた、長澤まさみのベッドシーン

そんな矢先、浅川は弁護士の木村(六角精児)から、に、再審請求が棄却されたことを告げられる。

視聴率は取れて世の中の関心は強いのにこのタイミングでの棄却。番組と関係があるのかも、何もわからなかった。

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