2023年9月3日 15:22
消費者庁が『子供の水筒持ち歩き』に注意喚起 原因に「怖すぎる」「想像してゾッとした」
(9歳)(※1)
・「通学中に友人と追いかけっこをしていたところ転倒し、斜め掛けしていた水筒が腹部の右側に当たった。痛みと嘔吐があり救急搬送され、小腸破裂、汎発性腹膜炎のため緊急手術の上、集中治療室に入院した。」(10歳)(※1)
・「登校中、走っていたところ硬い土の場所でつまずいて転倒した。その際、首から提げていた水筒が、地面とお腹の間に挟まり、腹部を強打した。内臓損傷により、膵臓50%程度及び脾臓を摘出した。」(7歳)(※2)
消費者庁ーより引用
※写真はイメージ
水筒を肩にかけていると、本体は子供の腹部に位置します。
そのため、転倒した際に腹部に衝撃を与えてしまい、さらなるケガにつながるケースが相次いでいるのだとか。
まだ身体が未発達なため、転びやすい子供。消費者庁によると、子供は腹部臓器の占める割合が大きく、腹部の筋肉が弱いため、衝撃が加わった際に内臓損傷が起こりやすいとのことです。
子供の『水筒持ち歩き』による事故を防ぐには?
前述したように、熱中症対策として水筒は欠かせないアイテム。
そういったリスクがあっても、健康のためにできるだけ水筒は持ち歩かせたいものです。