くらし情報『年末年始に多発!こんなサインがあったら「窒息」かも!応急処置法や注意点を救急集中治療医が解説』

2024年1月1日 10:25

年末年始に多発!こんなサインがあったら「窒息」かも!応急処置法や注意点を救急集中治療医が解説

目次

・「餅による窒息事故」、注意すべきポイントとは?
・救急集中治療医・中田孝明氏による「年末年始に注意したい 餅による窒息事故」
・喉に詰まったときのサイン「チョークサイン」
・餅を詰まらせたときのポイント
・背部叩打法
・乳児への背部叩打法
・腹部突き上げ法
・餅を食べる時の豆知識
・「お餅」を食べるときは
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画像は(株)Smart119 提供

「餅による窒息事故」、注意すべきポイントとは?

年末年始は、「お餅を食べた後に詰まらせて急変した」と救急搬送される件数が多くなります。

気道が詰まる「気道閉塞」を起こし、呼吸が苦しくなった後に意識を失う症状です。特に高齢者や子どもでは、咀嚼が十分でなく、飲み込んでしまう傾向があるため注意が必要です。

今回、同社は救急集中治療医の見地から、気道閉塞の予防方法、また兆候がみられた時の対処方法を、親しみやすいマンガで解説しています。同資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用することが可能です。


救急集中治療医・中田孝明氏による「年末年始に注意したい 餅による窒息事故」

「喉に詰まった」「息が苦しい」と、食事のときに訴え、呼吸困難から意識を失うといった救急搬送事案が、年末年始の時期に多発します。東京消防庁では、過去5年間(平成28年〜令和2年)に、餅などによる気道閉塞で救急搬送されたのは453人、そのうち12月は60人、1月は164人と突出しており、その約9割が高齢者です。また生命の危険が切迫している状態である「重篤」と診断されるのは38.6%です。

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