2020年4月18日 17:32
東京都医師会、マスコミに「記事の最後に絶対書いて」 感染防止に一番重要なのは
日を追うごとに増え続ける、日本国内の新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染者。2020年4月17日時点で、国内の感染者数は9千人を超えています。
医療現場からは、事態収束の兆しが見えないどころか、悪化の一途をたどる現状に、医療体制の崩壊を危惧する声も上がっているほど。
この緊急事態を受け、同日、緊急会見を開いた東京都医師会は、感染しているかどうかを判別する『PCR検査』を行うセンターの設置を明らかにしました。
会見映像は東京都医師会のウェブサイトでも公開され、東京都医師会の尾崎治夫会長が語った医療現場の現状がネット上で話題になっています。
尾崎会長「さらなる自粛を」
PCR検査センターの設置の背景として、「感染している人や疑いのある人を拾い上げ整理しないと、感染予防もできない」と語っていた尾崎会長。
続けて、最前線で業務に当たる各地の保健所の現状も明かしています。
保健所さんの機能が不全になっておりますが、これは保健所の方々が、わざと(検査を)ブロックしているわけでは決してありません。
あそこ(保健所)の方々は、本当に少ない人数で精一杯やっております。
ただし、例えばクラスターを追わなければいけないとか、詳しい疫学調査の実施というのも、厚労省のほうから指令がありまして。