コロナで日常が壊れた保育所 余裕のない日々で、保育者が学んだことは…【きしもとたかひろ連載コラム】
とじいちゃんは答えてくれた。絶対うそや、と僕は思った。じいちゃんは若い頃もきっとしっかりしていたに決まってる。
けれど、いま思ってみる。今じゃない遠い未来、僕もじいちゃんくらいの歳になればあんな風に生きられるかも、って。無理かもしれないけれど、歳をとって余裕ができたならできるかもしれない。
そうやって期待してみるだけで、それができていない今を、少しだけ許してあげられるような気がした。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら
[文・構成/きしもとたかひろ]
きしもとたかひろ
兵庫県在住の保育者。
保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。
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