「マスクの下は笑顔です」 横浜中華街のホテルで始めた、コロナを乗り越える『取り組み』とは?
その中の1つが、マスク問題。
従業員は全員マスクを着用して接客をしていますが、これによって表情が隠れてしまうのが気になったといいます。
そこで、従業員が身に付けるようになったのは…。
「マスクの下は笑顔です」
名札の下には、笑顔の写真が!確かにこれなら、相手がどんな顔をしているのか、ひと目で分かりやすく安心ですし、見ていてほほ笑ましい気持ちになりますね。
渡部さんは『笑顔付きの名札』を始めた経緯について教えてくれました。
――『笑顔付きの名札』を始めたきっかけは。
やはり、我々がお客様に第一印象を与えられるのが、笑顔です。
しかし、それがこのマスクによって半減してしまう。お客様に伝える意味でこの名札を始めました。
また、社員に対してもコロナ禍では元気がなくなってモチベーションが下がってしまいがちになりますので、このバッチを付けてみることによって「笑顔を忘れてはいけない」という意識付けにもなればと思っています。
もう1つは、ホテルの新入社員に対してなのですが、彼らは入社してからずっとマスクを着けています。
お互いの素顔が分からないことがあったので、社員同士がお互いに顔を覚えるという意味でも大切なのです。