2018年7月27日 06:00
『コード・ブルー』劇場版へ…専門家語る人気の秘訣はどこに?
(C)2018「劇場版コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」製作委員会
’08年7月にスタートした、山下智久主演の医療ドラマ『コード・ブルー —ドクターヘリ緊急救命—』(フジテレビ系)は、最高視聴率21.2%とヒット。続く’09年1月にはスペシャル版が放送され、23.1%を記録。
’10年の1月期には2ndシーズン、さらに7年後の’17年7月には、3rdシーズンが放送された。連続ドラマはどれも、同クール内で「視聴率1位」を獲得した大人気ドラマだ。若き4人のフライトドクター候補生の医師と、1人の看護師の成長を描き、実際にドクターヘリの全国普及にも一役買った。
そして、10年間の集大成として7月27日、劇場版『コード・ブルー』(全国東宝系)が公開。
数多くある医療ドラマのなかでも、10年愛され続けてきた理由を、ドラマウォッチャーの田幸和歌子さんはこう分析する。
「地震や災害、大事故が絵空事ではない時代。
救える命よりも救えない命のほうが多いというリアルな救命医療の現実と、命の重さを描いている。すべてのシリーズのクライマックスには、“大災害”で救急に向かう場面があります。