2019年10月16日 06:00
“ヒモ時代”自宅出産も乗り越え…恵俊彰語る「妻への感謝」
「本当にヒモですか?」。TBSの朝の顔の衝撃の告白に記者も思わず聞き直した。下積み時代も、自宅出産さえも、共に乗り越えてきた妻との23年ーー。
朝5時ごろ、目を覚ました恵俊彰(54)はテレビをつけると、チャンネルをニュース番組にあわせ、一般紙2紙とスポーツ紙1紙に目を通す。気になるニュースがあったら、いつの間にか起きていた妻(52)に声をかける。
「ねぇ、この事件ってどう思う」
4人の子どもの通学の準備に忙しい妻は、しばし手を止めて、夫の質問に答えてくれる。8時過ぎにはTBSに入り、10時25分から始まる『ひるおび!』の放送に備える。もう、こんな生活を10年続けてきた。
「これほど長く情報番組のMCを任せてもらえたのも、妻のおかげでしょうね」
「ひるおび!」放送後の打ち合わせを終えて、本誌のインタビューに応じた恵は、相好を崩してそう断言する。
芸人として“食えない下積み時代”から、物心両面で支えてくれた糟糠の妻には感謝しかない。
「下北沢の『鈴木荘』ってとこに住んでいたんですよ。家賃が3万円ぐらいなんですが、それを払うのも苦労していました。だから、結婚前の妻が会いにきてくれたときも、お金をもらっていて……。