2019年12月30日 12:36
令和元年も残り2日!2019年芸能ニュースからみる時代の変化
コンプライアンスを意識した結果、ほとぼりが冷めるまで自粛というのは芸能界にありがちな対応です。しかし本当の意味でのクリーンさを求めるのならスキャンダルが起きた後の透明性に目を向けないと、視聴者からの冷めた目は今後も変わらないのかもしれません。
■クリーン化が進み本音と建前、そしてメディアの使い分けは進む
そんな流れの中で問題を起こして自粛したり引退したりする芸能人が増える中、今年は「メディアの使い分け」がより進んだように思います。
今までは万人受けする発言はテレビで。きわどい話はラジオで。個人的な話はブログやSNSでと、多くの芸能人は使い分けていたように思います。
これがコンプライアンスの強化やネットニュースの対策をした結果、テレビやラジオやブログやSNSは対象を変えたとしても基本的には万人受けする発言に。いっぽうで突っ込んだ話はコアなファン向けの動画やネットTVで、という形に変わってきていると思います。
変化した理由の1つは、各社ニュースサイトが動画やネットTV番組の内容をまだまだ拾いにくい=ネットニュースになりにくいという側面もあります。こういった側面が強くなると、当然ながらセルフブランディングの時代に拍車がかかることに。