2020年12月29日 15:50
大泉洋、岩田剛典ら『鬼滅』敗北予期してなかった盛況打ち上げ
送迎車まで歩く間に何度も後ろを振り返りながら手を振り、見送るキャストやスタッフに大声でなにかを伝えていた。陽気そのものだった。
打ち上げに参加したスタッフは当日の様子を振り返る。
「豪華キャストによる作品でしたが、それだけにスケジュールがなかなか合わず、打ち上げは欠席となったキャストも多かったんです。小栗旬さんもその一人。大泉さんも“小栗さんと現場で一度も一緒になることがなかったから打ち上げでは会えると思っていたのに”と、最初のうちはとても残念がっていました。けれど、お酒が入るといつにも増して愉快になるタイプなので(笑)、福田雄一監督やムロさんはもちろん、スタッフにも分け隔てなく話しかけ、冗談を飛ばしたりと、常に会話の中心にいて楽しそうでしたね」
この打ち上げから約1年半後の12月11日、映画は公開された。
「公開翌週の興行収入ランキングでは『鬼滅の刃』に負けてしまい惜しくも2位。
『鬼滅』ブームが圧倒的すぎました」(前出・映画スタッフ)
12月23日に行われたヒット御礼舞台挨拶に登壇した大泉自身も、「『鬼滅』がなかったら1位も夢でなかったのに」と笑いを交えながら語っていた。「1位こそとれませんでしたが興行収入はいいんです。