中村玉緒 長女が車いす生活に…81歳で直面した逆介護の悲痛
溺愛していた息子に先立たれてしまったことは、玉緒さんにとっては、勝さんと死別したとき以上の打撃でした。そんな傷心の日々を送る玉緒さんを近くで支えていたのが、母一人子一人になったAさんだったのですが……」
玉緒とAさんは、東京都心のタワーマンションのなかの別々の部屋で暮らしている。
’19年に本誌は、鴈龍さんとの絶縁問題について玉緒に取材を試みた。その際に事務所社長として、そして娘として、Aさんが玉緒に代わって毅然として記者に対応する姿も印象的だった。
「お父さんに似たのでしょうね。Aさんは勝さんのように豪放磊落で、ふくよかです。かつては女優として活動しており、勝さんの主演ドラマなどにも出演していましたが、ある時期から母・玉緒さんの付き人や個人事務所の社長として裏方に徹するようになりました。玉緒さんと同じように、かなり話し好きなので、明石家さんまさんが“あの2人(玉緒とAさん)の前では俺も黙る”と言っていたというエピソードもあるほどです」(前出・芸能関係者)
しかし、そのAさんの体調が悪化したのは昨年秋ごろのことだったという。
前出の知人が続ける。
「車いす生活となり、事務所の社長は退任することになりました。