くらし情報『熟年離婚の大誤算 浮気夫から数億奪うはずが“まさかの結末”に妻絶望』

熟年離婚の大誤算 浮気夫から数億奪うはずが“まさかの結末”に妻絶望

結婚32年目。現在離婚調停中の60代専業主婦のB子さん(夫は会社経営者)のケースは、億単位のトラブルである。

B子さんの夫は祖父の代から続く会社の3代目社長。夫の父親が結婚前に建ててくれたという都内の高級住宅地の家に家族4人で生活。結婚後、お金に関しては何不自由なく暮らしていた。

「高級店での飲食、旅行、ブランド品の購入など、夫も私もそれぞれの趣味や人付き合いに、お金をぜいたくに使っていました。子供が2人とも理系の大学で、かなり学費がかかりましたが、それでもお金に困ることはなかったです。だからお互い貯金をするという発想がなく、“あるだけ使うという生活”を長年続けていました」

そんなセレブ生活が狂い始めたのは3年前。
B子さんの夫の浮気が発覚し、愛人にお金を使いこんでいることが発覚したのだ。

「かなりもめました。私と子供たちが家に残り、夫とは別居。2年ぐらい別居生活が続き、もう関係修復は難しいと判断し、離婚に向けて弁護士に相談しました。すると、この土地と建物は、夫の親から贈与された特有財産なので、財産分与の対象外だと言われて……。

土地の評価額だけでも数億円あるので、離婚しても億単位のお金が入ると思っていました。

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