体重103kgの人気恋愛カウンセラーが受けた元夫からの壮絶DV
飛び降りたくなるから。死にたいと思っていました」
意を決して、夫婦でカウンセリングを受けた。
「しぶしぶでしたが、彼が運転して一緒に行きましたから、彼自身、原因がわからなくて、悩んでいたのかもしれません」
メンタルヘルス・クリニックの女医は、彼だけ待合室で待たせて羽林さんに「離婚すればいいでしょう?」と言った。羽林さんが「でも、子どもも小さくて。夫の暴力さえ止まれば……」と答えると、女医は「あなたの会話には『私』がないのね。『夫が』『子どもが』と、人のせいにばかりしていますね。旦那さんを変えようとするのは、あなたのエゴ。これは、あなた自身の問題なんですよ。
ご主人を変えるのではなく、あなたが変わればいいんです」と話したという。殴られたような衝撃が、羽林さんを貫いた。
女医から渡された小冊子には「共依存」とあった。
「小冊子には、うちで昨晩、起きたこととそっくりなことが書かれていました。その家庭では、最終的に夫婦が刺し違えて死んでいました」
自分で考えて生きよう。