2018年3月7日 06:00
予防医学でも注目される「長寿」と「住まい」の深い関係
たとえば、健康のためには質の高い睡眠をとることが重要だが、時間帯によって適切な明るさや色の照明に替えるだけで生体リズムが整うそうだ。朝は太陽の光で目覚められるようにベッドの配置を変えるのも効果的だという。
また、寝るときは部屋を真っ暗にするよりも、少し光をともしたほうが不安感が薄れるという研究報告もある。フットライトをつければ、深夜にトイレに起きたときの転倒防止にも役立つという。
そして、日常的な家事の動線の中に、積極的に運動を促すような仕組みをつくることもおすすめだそう。
「年をとると、階段を使うのがおっくうなので平屋にしたいという声もありますが、階段の上り下りはちょうどよい強度の運動になります。住まいを“訓練する場所”や“体を鍛える場所”ととらえ、洗濯物を干すためにあえて2階に上がる動線をつくり、積極的に階段を利用する方法も効果的です。日ごろ嫌だと思っていることも健康のためだと思えば取り組む気持ちも変わってくるはずです。
住まいの環境を整えることは、メンタルや食事にもよい影響を与えてくれます。日当たりや空気、緑による効果も考えながら、まずは手の届く範囲から改善していくことをおすすめします」
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