SNSが入り口に…“知り合いもどき”に泣かされた人実例集
では、そのSNSツールを舞台にしてどんな危険が待ち受けているのか?被害の実例を紹介。
【ストーカー】
派遣社員の50代の女性が、LINEを使ったストーカー被害体験を次のように語る。
「近所のテニスサークルで1度だけダブルスを組んだことのある40代の男性から『練習のスケジュールや急なお知らせをするのに必要だから』とグループLINE参加を持ちかけられ、LINE交換しました。でも一向にグループはつくられず、《お花見に行きませんか》《食事に行きませんか》としつこくLINEでメッセージが。そのつど断っていたら《明日、迎えに行きます》とか《最寄り駅は◯◯駅でしたよね》などとエスカレートし、実際に待っていることも。怖くなってきました……」
【高額商品売りつけ“詐欺”】
「明らかな詐欺であれば事件になりますが、SNSを使ってよく行われるのは“詐欺まがい”が多いんです」
そう指摘するのは、元探偵で日本心理学アカデミー特別顧問の山崎世美子さん。