2023年7月1日 09:00
中高年のひきこもり、65~69歳が約45%!4人に1人が独居という生活実態も明らかに
40~69歳のひきこもりの実態
内閣府が全国の10歳~39歳の男女20,000人、および40~69歳の男女10,000人を対象に実施した「こども・若者の意識と生活に関する調査 (令和4年度)」というものがあります。このうち、ひきこもりの状況に関する項目から、40~69歳を対象にした調査結果に着目してご紹介します。
✅「男性・独身・親と同居」というイメージを覆す!?若年層のひきこもりの実態とは【内閣府調査】
調査におけるひきこもりの定義
今回の調査ではひきこもりを「準ひきこもり」と「狭義のひきこもり」に分けており、これら2つを合わせたものを「広義のひきこもり」と定義しています。
<準ひきこもり>
✅普段は家にいるが、自分の趣味に関する用事のときだけ外出する。
<狭義のひきこもり>
✅普段は家にいるが、近所のコンビニなどには出かける。
✅自室からは出るが、家からは出ない。
✅自室からほとんど出ない。
※上記のような状態になって6ヶ月以上、かつ、病気などを理由としない
高齢になるほど多い傾向
「広義のひきこもり群」に該当する人を性別で見てみると男性が59.4%、女性が40.6%でした。