ダイエットでまだ「体重の変化」を気にしてるの？ 本当にやるべきことは…

ヤセたいとき、まずやるべきは便秘解消。

体重変化よりも注目すべきは腸。正常な腸内環境が栄養状態を整える

栄養素を体中に運んで届ける「入口」は、口ではなく腸です。腸の状態で栄養素の吸収効率が変わってきます。当然の話ですが、入口の腸内環境が正常でない限り、全身の栄養状態はいつまでたっても向上しません。せっかく正しい食べ方を身につけても、効果を得にくくなってしまうわけです。

だからこそ健康的にヤセたいとき、まずやるべきことは「便秘の解消」です。

食事を改善して、食材を吟味するようになっても、慢性便秘の場合は簡単にヤセないことが多いもの。そんなときは、体重変化よりも、便秘の解消を優先的に目指していきましょう。

便秘解消には海藻、根菜、納豆、ヨーグルト。

注目すべきは「善玉菌」と「短鎖脂肪酸」

腸内環境を整えるために、まずオススメするのは水溶性食物繊維（主に野菜）と発酵食品の摂取。

便秘解消のためには「善玉菌を増やすこと」、そして大腸のエネルギーでもある「短鎖脂肪酸を増やすこと」がカギになります。

「短鎖脂肪酸」は食べるというより、腸内細菌につくらせることが重要。そのエサとなるのが水溶性食物繊維や、発酵食品に含まれるさまざまな発酵菌や野菜や果物に含まれるオリゴ糖。