「南海トラフ地震」特別な注意の呼びかけが終了しても「深刻度は変わらない」。いちばん怖いのは「自分は大丈夫」という思い込み!
というものですね。私の場合はモバイルバッテリーです。通信ができないと不安でたまらないし、仕事にもならないので、いつも複数持ち歩くようにしています。
■“我が家の場合”を想定しておくこと
ーー「いざ避難」となるとき、警戒レベルは1~5まで設定されていますね。1「災害への心構えを高める」、2「避難行動の確認」、3「高齢者等は避難」、4「全員避難」で、5「命を守るための行動」とあります。「じゃあ警戒レベル4になったら避難所へ行くのがいいのかな?」と思ってしまいますが。
臼田先生それは人それぞれなんです。どのレベルのときに自分が避難すべきか、自分が置かれた状況などに応じて選択することが重要です。
たとえば、健康な大人1名ならレベル4で避難すればいいけれど、「足を怪我している」「高齢者と一緒に住んでいる」「雨が降ったら水が溜まりやすい場所にいる」ケースなど、レベル3で避難したほうがいい場合もあります。自分の住む場所ではどうなのか、自分たち家族の場合はどうなのか、正解はひとつではないので、それぞれ自ら考えておいてほしいです。
(※画像はイメージです)
ーーどの段階でどこへ避難すべきか、あらかじめ調べて知っておくことが大切ですね。