岡田准一「前作を遥かに凌ぐ、良い作品」 『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』公開直前イベント、豪華出演者が勢ぞろい
とあいさつ。
カーアクションについて、堤と共演した別作品を回想し「その時は道路交通法の規制で出来ないことがあり、CGを使ってトラックの上で戦うという演出にしたんです。でも本作では原作と同じく立体駐車場で(道路交通法に触れない)私有地でチャレンジすることができた」と振り返った。これに対して江口監督は「駐車場から車を落としたのですが、この場所を貸してくれた人もすごいなと思います(笑)」と話しつつ、最新鋭の機材を使った撮影を明かす。
主演として演じながら、ファイトコレオグラファーも務めたことについては「熱は伝染する、ということを意識していました。熱を現場で作らないと『危ないのでやめよう』となってしまう」と語った。それを一番感じたのが団地アクションの時だったという。「もちろん安全を考えながらも、お互いに信頼しながら本当に面白いものを目指して行けたという実感があります。
準備期間からみっちり打ち合わせをしているので、アクションはみんなの力です」と、チームを称えた。
木村は岡田の指導について「1つ課題をクリアすると、次は2つ課題をくださるという、厳しい面もありました。ですが、役者だからこそ、私がどうしたらいいのかと固まった時に『アクションもお芝居、対話なんだよ』と教えてくださって。