さくらしめじ、最後の10代での成長「大切な人に会いにくい今、『ボタン』のように人と人とをつなげたい」
彪我さくらしめじは、女の子目線の曲というのがほとんどないんです。なので女の子の気持ちを想像して作ってみようと思ったんですが、頑張って努力すればするほど、男くさいというか、なり切れない部分が出てきてしまいました。そうしたら、TikTokでひらめさんが僕らの『きみでした』をカバーしてくださっているのを見て、ひらめさんいいじゃないですか、きゅんですという感じで猛アタックをしまして(笑)そうしたらこの曲を提供していただくことになりました。
――ひらめさんは、すごく女の子の共感を呼んでいる方ですものね。理想的な人選でした。
彪我更に僕らは、SNSを関連付けた曲も作ってみたいなと思っていたんですね。ひらめさんは歌詞の中に「LINEの既読無視」などの現代的なワードを入れる方なので、そういう面でも、ひらめさんは素敵だな、最高だなって思います。
――この『ストーリーズ』、女の子目線で歌ってみていかがでしたか?
彪我実は最初は、いざ歌うにあたってどう歌えばいいんだろうって、悩みました。
それがレコーディングで、女の子らしさを無理に出さずに、ありのまま、歌詞の通り歌うのが伝わりやすいんじゃないかってことになったんです。