さくらしめじ、最後の10代での成長「大切な人に会いにくい今、『ボタン』のように人と人とをつなげたい」
それで歌ってみたらやっぱり、この『ストーリーズ』という曲は、ストレートに歌うほうがいいんだって気づきました。
――雅功さんはいかがでしたか?
雅功今回、レコーディングにひらめさんが参加してくれて、同じ日に一緒にレコーディングをしたんですが、男の僕たちが女の子目線の曲を歌い、そこに女の子のひらめさんの声があることによって、メチャメチャ可愛い曲なのにちょっと切なくなって。色んな可能性が感じられる曲になったと思います。
――曲の厚みが増したんですね。
雅功あと僕、すごく好きな歌詞があって。Aメロで「信号が青に変わる」っていう部分があるんですけど、ただの風景描写と思いがちじゃないですか。でも青に変わるのは信号だけじゃなくて、気持ちの部分もそうなんじゃないかって、女の子の気持ちになると見えてくるんです。そうなると続きの「あなたに近づいてゆく」も、更にドキッと来ます。
Aメロ最初にふさわしい、素晴らしい歌詞だなって思います。
――恋心が、芽生えて加速していくのがわかります!ひらめさんとのお仕事で、他にも何か学んだことや感じたことはありますか?
彪我実は他のアーティストさんのレコーディングに立ち会うこと自体が初めてだったんですが、ひらめさんはこんな感じでやってるんだ、すごいなって思いながら見ていました。