しっかり備えて出発を!子どもの海外旅行保険の基礎知識
<ケース1>手軽さ重視、とにかく安心が欲しい!
そういう方には、幅広い補償を網羅した「ファミリープラン」のようなタイプがよいでしょう。治療費はもちろん、物を壊したり他人にケガをさせた場合の賠償責任も含まれます。
複数人でセットにするぶん、1人ずつ加入するよりも割安。保険会社やツアー会社に相談すると、オススメの保険を紹介してもらえますよ。
<ケース2>コスパ重視、必要な補償を手厚くしたい!
海外旅行に慣れている人なら、自分でカスタマイズするという手もあります。必要な補償だけを手厚くできるのでコストパフォーマンスが高く、インターネット申込みなら割引率も大きいのが特長。ただし、持病がある場合などインターネット申し込みができないケースもありますので、日数に余裕を持って手続きしてください。
子どもが12歳未満の場合、賠償責任については親権者の保険で賄えることが多いですが、規約の確認を忘れずに。なお、子ども本人名義で入っても、1億円の補償が数十円です。
海外旅行保険は、「入っておわり」ではない!
子連れの海外旅行では、保険は「とりあえず入っておく」というお守り気分ではいけません。保険の内容をしっかり把握しておき、万が一の場合には迅速に対応できるようにしておいてください。