どうして飾るの?松っていうより竹じゃない?現代の門松について園芸のプロに直撃
一般のご家庭だけでなく会社の玄関先に門松を飾るところも多いですが、それも業績アップの要因のひとつかも!?企業ほど大きくて立派なものでなくても、自宅の玄関先に門松を飾ってみたくなりますね。
松よりも竹が主役に見えるのに、どうして名前は“門松”なの?
子どものころから気になっていた方も多いのではないでしょうか。「“門松”という名前なのに“竹”が主役に見える」ということを。これについてもたずねてみると……。門松は竹が目立って見えるかもしれませんが、“松・竹・梅”というおめでたい要素が組み合わさってできている、という意外な回答が!
古くから樹木には神様が宿っていると考えられており、特に松は“祀る(まつる)”という意味を含んでいるとされています。数ある木の中でもおめでたい樹木として、新年を迎える時期に重宝されるようになったようです。その由来もあって、竹よりも松が本体であることから、“門松”という名前になったと考えられますね。ちなみに“梅”ですが、梅の花や梅の木が添えられることもあれば、土台部分に梅の花のモチーフが添えられることもあるんですよ。
関西風の門松例。左からそれぞれ定価で一対、五尺:40,000円(税別)