くらし情報『法事と法要の違いって?一般的には何回忌までやるべき?知っておきたい、法事の必要性』

法事と法要の違いって?一般的には何回忌までやるべき?知っておきたい、法事の必要性

■年忌法要

法事と法要の違いって?一般的には何回忌までやるべき?知っておきたい、法事の必要性


年忌法要とは、亡くなった方の「同月同日の命日」に法要を行うことです。年忌法要の日を、「祥月命日(しょうつきめいにち)」ともいいます。私たちが「命日」と口にするときは、この祥月命日を指します。年忌法要を行う目的は、「遺族が亡くなった方の思い出を振り返るため」だけではなく、「極楽浄土に行った故人が、さらなる精進の道へと進むため」ともされています。年忌法要は一周忌から三十三回忌と続きます。長く続いた修行の終盤として、亡くなった方は「菩薩(ぼさつ)の道」へと進みます。菩薩の道へ進むことで「ご先祖様」、つまり「守り神」となるのです。代々受け継がれていく行事であるため、こちらもしっかりと覚えておきましょう。
【1年目:一周忌】故人が亡くなってからちょうど1年経った日に、一周忌を行います。遺族や親族をはじめ、友人や知人も列席します。僧侶が読経を行ったあと、全員で焼香や御斎を行います。【2年目:三回忌】一周忌同様、遺族や親族、知人なども招かれます。僧侶が読経を行ったあとは、全員で焼香や御斎を行います。【6年目:七回忌】七回忌からは、遺族や親族のみで営まれます。また、七回忌以降は法要の規模が徐々に縮小されていきます。

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