くらし情報『お中元にお返しって必要?知っておきたいお返しのマナーとおすすめギフト4選』

お中元にお返しって必要?知っておきたいお返しのマナーとおすすめギフト4選

そのため現在では一般的に、こののし紙やのしが印字されたご祝儀袋などを指して、「のし」と呼んでいます。のしには、印字されている水引の結び目の形によって、いくつか種類があります。また、水引の色にも意味があり、紅白や金銀などの水引は慶事(お祝いごと)に、白黒や黒のみなどの水引は弔事(お悔やみごと)に用います。【蝶結び(花結び)】いわゆる「リボン結び」の形をした水引です。簡単に解け、何度でも結べることから、「何度繰り返してもよい」という意味で、主にお祝い事の贈り物に用いられます。弔事やお見舞いなどに用いると「不幸を重ねる」という意味になるので、注意が必要です。【結び切り(真結び)】結び目が固くしっかりとしている水引です。しっかりと結ばれていて簡単には解けないことから、「何度も繰り返さないほうがよい」「この一度きり」という意味で、主に弔事の品に用いられます。
ただし、結婚に関わる贈り物には、結び切りを用います。結婚は慶事なので、色は紅白や金銀などになります。ちなみに、のしは基本的に、おめでたいこと、喜ばしいことの贈り物に添える飾りものですから、弔事に用いるのし紙には、のしは印字されていません。しかしその場合も、便宜上は“のし”と呼ばれています。

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