【塩素系vs酸素系】漂白剤で食器はどこまで綺麗になる?試してみた
水に触れると、炭酸ナトリウムと過酸化水素に分解します。水溶液は弱アルカリ性。さらに、温度が高くなると活性酸素と水に分解されます。この活性酸素の酸化力で色素を分解してくれるため、酸素系漂白剤はお湯で使うのが効果的とされています。
3. 対応している材質や注意点
漂白剤を使用するとき、きちんと注意書きを読んでいますか?漂白剤はどんなものにでも使えるわけではありません。使えない材質のものに使うと、食器を傷める原因にもなってしまいます。まず、塩素系・酸素系どちらの場合でも水洗いできないものには使えません。使用後に水で洗い流す必要があるからです。
【塩素系漂白剤で使えないもの】・金属製品・メラミン食器・獣毛のはけ・毛、絹、ナイロン、アセテート繊維、ポリウレタン製品・色物や柄物・樹脂加工されたものメラミン食器を塩素系漂白剤で漂白すると表面を溶かしてしまいます。一度はきれいになってもすぐにまた汚れが付きやすくなるので注意しましょう。また、キッチン用品には金属製のものも多いですが、浸けおくと錆びてしまう可能性があり、使用できません。泡タイプの塩素系漂白剤は、浸けておく時間が短いためステンレス製品なら使用可能になっています。